場所で変わる’自粛’の意味
今回の震災の影響で、非被災地での、お花見の自粛については、賛否両論、意見がわかれるところだ。
Image: showbizsuperstar蓮舫節電大臣が、石原都知事の’自粛過剰’に対し批判的な態度を表明している昨今だが、ここにきて、意外な方から'自粛は自粛を’といえるメッセージが届いている。
メッセージを届けているのは、日本酒製造の蔵元で、被災地岩手県二戸市にて「南部美人」を製造する久慈浩介さん、同盛岡市「あさ開」の藤尾正彦さんと、同紫波町「月の輪酒造店」の女性杜氏(とうじ)横沢裕子さんだ。
被災地から元気をもらう
メッセージは、復興に向けて、頑張ってゆきたい気持ちはあるものの、震災被害のため、お酒は現在出荷不可の状況で、先行きも不明とのこと。それでも、元気になりたい思いに日本酒が力になれればとの想いをこめて、岩手のお酒を楽しみ、応援して欲しいというものだ。
被災地岩手から「お花見」のお願い【南部美人】
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被災地岩手から「お花見」のお願い【あさ開】
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被災地岩手から「お花見」のお願い【月の輪酒造店】
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桜の花見はもう終わりかけているが、これからの季節、公園や川沿いでのバーベキューなどにも良い季節だ。普段はワインや洋酒派という人や、花見を考えあぐねていた人も、岩手や東北産の日本酒を準備して、時間を区切った節度ある楽しみ方をいろいろと工夫してみるのは、ひとつの方法かもしれない。
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岩手の地酒 南部美人
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