8月からシステムが発足
一連の、セシウム汚染稲わらによる汚染牛問題は、いまだ拡大し続けている。
Image: ilovebutter独立行政法人の家畜改良センター(福島県西郷村)では、
「牛肉の放射性物質に関する検索システム」を、8月から発足させるという。これにより、消費者や流通業者が、手元にある牛肉が、汚染稲わらを食べたかどうか、判断することができるそうだ。
具体的な調べ方と対処法
前出の
「牛肉の放射性物質に関する検索システム」で、商品パックに表記のある牛の「個体識別番号」を入力すると、以下の項目のどれにあたるかがわかる。
1、回収対象外の肉
2、検査で国の暫定規制値を超え回収対象の肉
3、未検査で検査対象の肉
回収や検査対象(2と3)の肉だった場合は、保健所に連絡してもらうよう呼びかけていくとのことだ。
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ヤフーニュース独立行政法人の家畜改良センター