現在汚染のない農地、肥料利用での汚染を考慮?
セメントへの混合で、濃度が高すぎ、各自治体が処理に困っていた放射性物質汚染された汚泥だが、農業用の汚泥肥料に対して、農林水産省は24日、基準値を発表した。
Image: eutrophication&hypoxia 汚泥の肥料の基準値は、次のよう
○公共下水道の場合…キロあたり200ベクレル以下
○地域内のみの流通で、集落排水の場合…汚泥のセシウム値が、使用する農業用地土壌を下回り、かつ、1キロあたり1,000ベクレル以下
*
2番目は、2013年3月までの暫定的な措置 なお、基準値は、汚染されていない農地の平均値などを考慮して決められたとのことで、これは、今後汚泥飼料が、現在非汚染の地域を含む広範囲に行きわたることも理由のひとつだそう。
現在までにセシウム汚泥が確認された16都道府県
現時点で、汚泥から、放射性物質が見つかっているのは、以下の16都道府県。
北海道、青森、山形、福島、栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、静岡、大阪
-「汚泥肥料の全国流通阻止を!」 オンライン署名に、賛同者と国民の怒り続々-に続く
《オススメの関連記事》プルトニウムなど排出薬、7月初旬正式認可へ緊急プロ仕様のセシウム除去剤「ラディオガルダーゼ」 1箱1万5,000円 アレバの20倍能力 汚染水浄化の’粉’開発した、金沢大学太田教授 編集部 松田鞠
ヤフーニュース農林水産省NHK「かぶん」ブログ