情報が混乱する現場
前回、フランスへ輸出した玄米茶から、EU(ヨーロッパ連合)の基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える、1,038ベクレルの放射性セシウムが検出された
ニュースをお伝えした。
21日、静岡県は、セシウムが検出された商品は、玄米茶でなく、新茶の緑茶だったと訂正を発表した。農林水産省から県への内容伝達の際、情報に誤りがあったとのこと。
同梱で送った他のお茶と混同が原因
発表資料によると
県が、当該輸出・製造者に対して、当該産地証明を発行した商品は、「玄米茶」1品、「新茶」2品の計3商品であり、同社は一括でフランス向けに輸出した。
とのことで、製品の製造・輸出者は、御前崎市の事業者だそう。
-静岡県産食品の輸出は、EUに検査証明提出へ フランス緑茶で- に続く
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フランスにおいて放射性物質が検出された静岡茶につ
いて(訂正)(静岡県)日本経済新聞Web刊