乳幼児の基準も下回るレベル
米環境保護局(EPA)米食品医薬品局(FDA)は、ワシントン州スポケーン(太平洋岸より、およそ500キロメートル)で採取された、サンプル用牛乳から、食品医薬品局(FDA)により定められた摂取基準を、5000倍下回るレベルの、ヨウ素I-131が検出されたと発表した。
Image: jenny downing ’影響はない’
以下はFDAの上級科学者による解説。
「放射能は、日常のいたるところに存在しています。今回検出されたのは、日々接する量に比べても極めて少ないもの。日常生活でも、飛行機の長時間利用や、建物の材質から、またテレビらも、被曝はしているのです。」
アメリカでは、乳製品や、被災地域での生産品の輸入については、以前より停止しており、海産物を含むその他食品は、放射能検査後、市場に流通している。また、日本からの食品輸入は、アメリカ全体の4%以下のため、FDAでは、今回の放射能問題での、国内の食料供給への影響はないと考えている。
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Associated Press(英文)