ちゃんこならお手のものの’大人数’
八百長問題で、力士らの引退や、夏場所開催など、暗い話題に揺れ続けている相撲界から、一息付けそうなニュースが流れた。
Image: Allerina & Glen MacLarty 福島県からの避難者約200人が生活を送っている、東京・足立区にある武道館に、6日、横綱・白鵬や、大関・魁皇など、三役以上の力士らが訪れ、ちゃんこなべをふるまった。力士らは、準備した300食の塩ちゃんこ鍋を、茶碗に入れ、避難者に直接手渡し、
「頑張ってください」
など、声をかけていたという。
平和にひと役これからも
当日は、子供と相撲を取ったり、腕相撲をしたりと、平和なひとときを過ごせたようで、被災者の1人は
「私たちのためにここまでしてくれて感謝しています」
と述べている。
白鵬は、できれば現地に行って活動したい希望をあかし、相撲協会も今後は避難所での炊き出しなどを行うつもりだそう。
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NHKニュース