6キロの巨大ベビー誕生 上4人も出産時5キロ超えの肝っ玉かあさんは240キロ 独
産まれたての赤ん坊の体重が6キロと聞いたら、これはやはりニュースだろう。
Image: [lauren nelson]ドイツの病院で産まれたこの赤ん坊はジハッドと名付けられた。そして、誕生時の体重が6キロというもの驚きだが、彼を産んだ母親の体重が240キロということもさらに、話題を呼ぶ一因となっているようだ。
担当医によると、この母親は、妊娠性糖尿病やメタボリックシンドロームなどの疾患を抱えていたそう。
糖尿病にかかったことがない女性が妊娠中に高血糖を患った場合、産まれてくる赤ん坊が大きい傾向にある。こういった状況では、普通分娩だと赤ん坊が酸欠状態に陥ることが多いため、帝王切開の処置が行われるのだが、今回は、母親の希望もあり、7時間の普通分娩で赤ん坊が産まれたそうだ。
出産を担当した医師は
「リスクが高いにもかかわらず、母親は自然分娩を強く望んでいました。通常なら、合併症などを避けるため、お腹の胎児の体重が4.5キロを超える場合は、帝王切開を奨めます。」
と説明する。
子供13人中、4人が出産時5キロ超えだった
ジハッド君の上には、9人の男の子と4人の女の子の兄弟・姉妹がおり、このうち4人の誕生時の体重が、5キロを超えていたそうだ。
母親は、自分が糖尿病にかかっていたと知らなかったと主張しているそうだが、担当医は、彼女はそれを知りつつ、甘いものの過食があったのではないかと考えているようだ。
ドイツでは、誕生時に3.5キロが平均的で、4キロを超えると過剰体重で(ドイツでは10人に1人が過剰体重)ている、後に高血圧や肥満のリスクがあると考えられている。
世界には、ジハッドくん以上に過剰体重で産まれる赤ん坊の例はある。09年にはインドネシアで8.7キロや79年の、カナダの10.8キロの赤ん坊などだが、カナダの赤ん坊は産後まもなく死亡しているそう。
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The Local(英文)