’他のお客さまに迷惑です’
ペンシルバニアのとあるレストランでは、このほど、小さい子供の来店を禁止すると発表し、物議を呼んでいる。
Image: Tara Angkor Hotelペンシルバニア・モンロービルの「マクダインズ」は、オーナーのマイクも自負する、ゴルフセンターやバーを併設した、大変大人好みの落ち着いたレストランだ。練習場と店はつながっており、子供用のメニューは置いていない。
同店は、今月から、6歳未満の子供の来客を断ることとし、常連客や馴染みの顧客あてに、次のようなご案内メールを送ったそうだ。
「私どもマクダインズレストランでは、今後、6歳未満のお子様のご来店はご遠慮頂きます。小さいお子様が大声をだすことで、他のお客様に、大変なご迷惑をお掛けしてきました。当レストランは、小さなお子様向けの店ではないことをご理解ください。」
オーナーのマイクはこう語る。
「子供向けの安いレストランなら、ほかにいくらでもあります。」
子供の躾問題はどこも同じか
今回の決定には、顧客の意見も賛否両論わかれているそうで、「ピッツバーグページオブイェルプ」 のロブは
「今のこのご時世、子供を静かにさせられない親も多く、これもひとつ、よい方法なのかもしれません」
と述べている。
また、
「小さな子供の来店を禁止が、「マクダインズ」の経営にどう影響するかはわかりませんが、差別などで、法的に引っかかることはありません。」
と説明するのは、ペンシルベニア米国自由人権協会のビク・ワルザック法務部長だ。
騒音の問題は、この店にかかわらずどこも同じ割には、小さな子供の来店を断るのは、ピッツバーグの、お高くとまったレストランの中でも、珍しいことだそう。
商売敵(しょうばいがたき)は、”ビジネスセンスがない”とか”お客様は神様ですから”といった反応を示す所もあるが、本人はまったく気にしていないということだ。
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