種類は4つ
インフルエンザの、本格的な季節がやってきた。いまいちど、どういうものかを確認し、万が一感染しても、あわてずに済むよう、再確認しておこう。
B型
人間にのみ感染。2度の感染はしにくく、高熱あまりでない。
Aホンコン型
香港発祥で、感染力が強く、高熱肺炎なども。
Aソ連型
ソ連風邪 08'-09’の新型インフルエンザ出現以降、あまりない。
新型症状は、他の型より、比較的軽い。
Image: ahisgett発生のしかた
インフルエンザは、くしゃみや咳(せき)で人から人へ感染する「飛沫感染」が主で、もらった人も、症状の出ない潜伏期間中に、他の人に移してしまうことも多いそう。
また、症状は、高熱や、全身のだるさなどで、急激に熱が上がるのが、通常の風邪と違うところなのだとか。そして、感染後48時間でウィルスが最大に増殖するとも。
インフルエンザについて、日本臨床内科医会の廣津伸夫医師は、次のように話す。
「ここ数年、冬にはAホンコン型、そして春先には新型に、流行が移行するというパターンが多い。最近は、点滴の治療薬もありますので、おかしいと思ったら、すみやかに医者に見てもらうことをお勧めします。」
かの有名な旧薬と、期待の新薬
「タミフル」は、いわずと知れた有名な薬だが、一時騒がれた、異常行動の原因は、タミフルでなく、インフルエンザによるものと証明されているため、心配は不要だ。しかし、それでも避けたい場合、今年は、10年ぶりに承認された点滴薬があるという。
タミフルを服用する患者の5人に1人は、薬を飲みきらず、回復が遅れるケースも少なくないそうだが、点滴だと、1度で治療が終わるのだとか。今年からは、選択肢が増えて、少し安心できそうだ。
ちなみに、インフルエンザの治療薬には、現在のところ、上の、タミフルと点滴以外では、吸引薬があるそう。
今後しばらくは、人ごみにでる際には、マスクを忘れずに着用し、外出から戻ったら、手洗いうがいで、万が一、掛かってしまった場合には、点滴でサッサと敵をやっつけて、ひと晩ゆっくり休んでみるのが、2011年のインフルエンザの予防と対策になりそうか。
でも、かからないに越したことはない。
(参考:女性セブン2/3号)
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