理想的な栄養と体型の一石二鳥
食べ物の、食べる順番を変えるだけで、ダイエットが成功する「食べる順番ダイエット」をご存じだろうか。
Image: nozomiiqel ちまたには、食べる順番を変えるダイエットには、いくつか方法があるようだが、ここに紹介するのは、オスカープロモーションに所属するタレント兼モデルの鯨井優さんが、メタボ気味の旦那さま、康雄さんのために考案されたものだ。
ご本人のmixi(ミクシー)アカウントから、まとめさせていただいた。('09年3月よりmixiで、このダイエットの普及活動を展開されている)
「食べる順番ダイエット」実践者の康雄さんご本人も、忙しく、運動の時間があまりとれなかったが、この方法で、15キロのダイエットに成功されたそうなので、ピンときたら、ためしてみては。ちなみに、考案者の優さんは、肥満予防健康管理士の資格をお持ちとのことで、健康的なダイエット法を探しているダイエッターには、大変心強いだろう。
食べる順番とその理由
「食べる順番ダイエット」では、名前の通り、食事を、決まった順番通り食べて初めて効果が出るそうだ。以下の基本を、しっかりと、頭に入れておこう。
1. 食物繊維 (& 汁もの)
海藻、豆とみそ汁やスープ
2. たんぱく質
魚・肉類
3. 炭水化物
パン、ご飯、麺
食物繊維を最初に食べる理由は、ブドウ糖の吸収を穏やかにし、血糖値の急上昇を防ぐことで、インシュリンの過剰分泌を抑えるからだそう。そして、インシュリンの過剰分泌が抑えられることにより、脂肪が体内に蓄積されるのを極力減らすのだという。
同時に汁物を食べる理由は、空腹時の興奮状態を落ち着かせ早食いを防止するということで、
「止まらない食欲をコントロールする、5つの方法教えます」の’食前に1杯の水を飲む’ と同じだ。
炭水化物は、最も血糖値を急上昇させるので、最後に食べるのが理にかなっているそう。
焼き肉でイメトレ(イメージトレーニング)
サンチュやサラダ、焼き野菜など、まず、野菜メニューをたくさん食べること。野菜がなくても、ビビンバの、ナムルの部分だけ先に食べることもできるし、わかめスープをたのんで最初に食べれば、これは、掟(おきて)通り、繊維質で汁ものだ。この後、メインの焼肉(タンパク質)、ご飯(炭水化物)の順番で、完璧。
慣れてしまえば、毎日の生活に無理なく取り入れられそうではないだろうか。栄養バランスを考える習慣も自然に付きそうだし、是非挑戦してみよう。
編集部 松田鞠