(摂取カロリー)-(消費カロリー)=余分な脂肪+ぜい肉
ダイエットを考えるとき、知るべき方程式は’消費カロリーが摂取カロリーを上回っている’ことだという。今回の記事が、休み明けで’のび切った胃袋’のせいで、摂取カロリー過多な読者のお役に立てれば幸いだ。
Image: WayTru痩せたい人の5カ条
◆1、時間をかけて食べる
空腹感や満腹感の感覚が、体(胃)とずれていると感じたことはないだろうか?本当は、十分食べたはずなのに、感覚的に満足していない、という感じに思い当たったら、これは、脳の視床下部の働きが関係している。
血中の糖度が下がると、血液は、視床下部に、食べ物を食べるよう指令を出し、数値が上がると、’満腹を感じた’と、伝わるのだ。そして、胃もまた、満腹になるとシグナルを出す。
問題は、満腹を感じるまでに、ある程度時間がかかるため、早く食べ終えると、機能間のタイムラグが出て、食べ過ぎてしまうことだ。
◆2、食べているものに注意を払う
先日
『ゲーマーは痩せるチャンス!! 記憶でダイエット』でもお伝えしたように、食事中の’ながら飯(めし)’は、満腹感を得にくくさせる。この食べすぎを防ぐため、食事に集中し、楽しみながらするとよいそう。
◆3、食前に1杯の水を飲む
こちらも、以前
『それ、騙されてますから!! ダイエットの間違いTOP5 〈後編〉』でもお伝えしたように、空腹と、のどの渇きを、勘違いしている場合があるため、食前の水を勧める。また、食前の水で、伸びてしまった胃のスペースをうめ、実質食べる量が減るということだ。
◆4、一回の食事量を減らし、回数を増やす
1日3回、多量な食事を取るよりも、数回に分け、それぞれの量を少なくすることを勧める。こうすることで、新陳代謝をより活発にし、食欲自体も、多少抑えられるという。長時間の空腹による’どか食い’を防ぐには、よい方法だ。
◆5、運動をする
2008年のイギリス、ラフバラ大学で行われたリサーチでは、60分間の酸素運動(実験では、ランニングマシーン使用)により、食欲を抑えるホルモン(グレリン、ペプチドYY)が作られると発表している。このホルモンに期待して、運動と、今回お伝えした食事法をあわせ、健康的で正しい食べ物や食べ方を学ぶ、よい機会にしてみてはいかがだろう。
編集部 松田鞠
ライフハッカー(英文)サイエンスデイリー(食欲を抑えるホルモンの研究結果報道)」