ダイエットをしなくてもモテる理由
世間では、ジュース断食や炭水化物ダイエット、生野菜ダイエットや、カーヴィーダンス、加圧トレーニングやジムの運動と、流行りのダイエットが次々に登場する。
Image: Pink Sherbet Photography これもひとえに、「痩せたい」「引き締めたい」からなわけだが、自分が考えているほど、ダイエットは本当に必要なのだろうか。
作家の島村洋子さんは、著書『「不道徳」恋愛講座』で、「太っていてもモテる」ことを強調している。著書の中で彼女は、体重が100キロ以上でも、多くの男性からプロポーズされた末に、東大卒のイケメンとの結婚を手にした女性に関して、例を上げて、こう説明する。
「東大卒のイケメンだったからこそ、幸せなデブを好きになったのだ」
このカラクリは次のようだという。
東大卒・イケメンとくれば、イイ女揃いのコンパや、破格に条件の良い見合い相手など、パートナー探しに不足はない。しかし、’タダの美人’なだけ、という例も少なくないようで、そんなところに登場する、「明るく幸せなぽっちゃりさん」と恋に落ちてしまうよう。
体型で悩んだ分、ひとの痛みがわかるあたりも、モテる秘訣なのだろう。
人の好みは千差万別
さらに、ぽっちゃりさんがモテる市場というものにも目を向けると、なぜそこまでモテるかわかるかもしれない。
東大生も人の子、ぽっちゃりタイプが好きな人は意外といるのだそう。世間の女性が、こぞってダイエットで痩せた体型の女性が注目を浴びていそうだが、そんなすき間をぬって、ふくよかさん好きの東大生と、意外とあっさりうまく行ってしまうこともあるだろう。
また、男性は東大生にかかわらず、外資系金融マンや、IT企業の社長、外務省キャリアなど、お相手は幅広く見つかるようだ。
ちなみに、ぽっちゃり女芸人代表ともいえる馬場園梓さんは、2011年の吉本べっぴん芸人ランキングで、見事一位を獲得している。2011年は、ぽっちゃりタイプモテ元年となるのか?
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