’おかず抜き’で3万人(300万円)を寄付
東日本大震災による、被災地での給食事情を理解しようと行われた「粗食献立」が、ネット上で論議を呼んでいる。
Image: Alicia Nijdam「粗食献立」の給食を提供したのは、広島県福山市内の幼稚園と小中学校だ。被災地への、復興支援と理解のため、通常なら、1人245円の給食費を145円に下げ、浮いた約300万円(およそ3万人分)を寄付するとのことだ。
献立は、主菜がなく、豚汁とご飯に味付けのりに牛乳のみだったそう。市立樹徳小では、今川京子主任栄養専門員(53)の
「この献立でさえ出せない地域があった。同じ小学生の苦労を考えて」
の呼びかけに、子供たちは
「大切に残さず食べます」
と答えたという。
子供の楽しみと栄養は大丈夫か
このニュースに対し、ツイッターには、以下の様に、育ち盛りの子供たちを心配する声が、少なからずあがっている。
・さっぱり理解できません
・え?なんで子供の楽しみや栄養削るの?狂ってるの?やるほうも載せるほうもこれ美談だと思ってるの?
・粗食はいいけど、栄養は抜くなよ
・なんかおかしくない?これ
・戦時中の「欲しがりません勝つまでは」みたいで嫌だ
・これはだめだろ…
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読売新聞オンライン福山市教育委員会