最高0.31マイクロシーベルト
葛飾区内の施設砂場で、同区が設定する目安以上の、放射線量を測定したそうだ。
(※画像はイメージ)
Image: andrewmalone都内でも、比較的線量が高い葛飾区では、378か所の、砂場表面の放射線量を計測したところ、1時間当たり、0.25マイクロシーベルト以上の放射線量が確認された。区は、当面、これらの砂場の使用を禁止したという。中でも、半田保育園では、10日に、1時間当たり0.31マイクロシーベルトが測定された。
今回の、放射線量の検出を受け、半田保育園の今井恵子園長は
「小さい子どもは口に砂を入れたりするため、安全を考慮した。区と対応を協議していきたい」
と述べている。
処分方法未定の放射性物質は増えるばかり
葛飾区の雄祐危機管理担当課長は
「砂場についての安全基準は設けられていないが、安全を考えて目安を決めた。砂の処分方法も定まっておらず、国は方針を示してほしい」
と訴えている。
同区以外に、墨田区と江東区、足立区の計40施設が、同様の理由で、砂場の使用の中止や、砂の入れ替えを行っているとのことだ。
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NHK NEWS WEB