作業員初の白血病死
福島第一原発で、関連会社の男性作業員が、急性白血病により死亡したと発表された。
(※画像はイメージ)
Image: christine.gleason東京電力の、30日の発表によると、死亡した作業員の、同原発での外部被ばく量は0.5ミリシーベルトで、内部被ばく量については0ミリシーベルトだったという。松本純一原子力・立地本部長代理は
「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」
とコメントしている。
事前の白血球値は正常だった
男性作業員が行っていた主な業務は、放射線管理や休憩所でのドアの開閉で、8月上旬の1週間とのことだ。体調不良による診察を受け、急性白血病が発覚し、入院後に死亡したという。他での原発作業の履歴は不明だが、事前に受けた健康診断では、白血球数は正常だったという。
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東京電力