1号機と3号機では検出限界値未満
福島第一原発の放射性物質漏れについて、少し明るいニュースか。
Image: chascar東京電力は、同原発の、原子炉から放出されている放射能量を測定するため、原子炉建屋上部の空気を、無人ヘリで採取、検査した。その結果、1号・3号機の放射性物質の漏えいは、検出限界値未満だったと発表している。2号機の開口部周辺は以下の通り。
・セシウム134…0.00022ベクレル(1立方センチ当たり)
・セシウム137…0.00027ベクレル(1立方センチ当たり)
’実際はもっと少ない放出’
東電は、6月末時点の、放射性物質の放出量を、毎時10億ベクレル(推定)と発表しているが、松本純一原子力・立地本部長代理は
「実際に出ている量は10億ベクレルよりは少ないだろうと思う」
とコメントしている。
《オススメの関連記事》東京屋外、放射性物質「ダダ漏れ」? 屋内マスクの2-3倍復興支援で、自衛隊員のストレス死 重要視されるPTSD対策『怖いけど、やるしかない』 「フクシマ50(フィフティー)」英テレグラフへの激白(1) 編集部 松田鞠
時事ドットコム