いい仕事をするビタミンD
日常的に牛乳を飲むことで痩せるという調査結果が、AJCN(アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション)に掲載されたそうだ。
Image: Spree2010同研究の指揮をとり、2年間調査を行った、ネゲブ大学(イスラエル)のDanit Shahar氏によると、牛乳に含まれるビタミンDが、ダイエットに大きく貢献しているとのこと。
ビタミンD不足でカルシウム不足
この調査では、40-65歳までの、300人以上の、体重超過の男女が「低脂肪ダイエット」や「地中海ダイエット」「ローカーボ(低炭水化物)ダイエット」 などを行った後、参加している。
成人が、1日平均コップ2杯の牛乳を飲み、6ヶ月後に、ビタミンDが最高値となった場合、実験終了時には、牛乳をまったく飲まなかったり、乳製品をとらなかった人に比べ、平均で6キロ、体重が減ったそうだ。
これは、牛乳中のカルシウムが最大限に吸収されたと考えられ、牛乳や乳製品をとる量が少なく、カルシウムの吸収が低かった人は、体重減少が3.5キロ程度だったそう。
ちなみに、アメリカでは、国際基準で推奨される400IUのビタミンD摂取に届いていないそう。コップ4杯分の無脂肪・低脂肪牛乳を飲むと、400IUのビタミンDがとれるそうだ。
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