収束作業後初めての死者
原発収束作業開始後、初の死者がでた。
Image: Asim Bijarani死亡したのは、福島第一原発での作業員(協力会社)で、原因は不明だそう。
亡くなったのは、60代の男性作業員だ。福島第一原発の集中廃棄物処理施設で、14日午前6時50分ごろに体調不良を訴え、7時過ぎに医務室に運ばれたがすでに意識不明で、呼吸もなかったもよう。8時半ごろ、福島県いわき市内の病院に搬送されたが、9時33分に死亡が確認された。
被ばく線量高くないも、汚染水処理の経験あり
同男性はこの日、2日目の勤務で、午前6~9時のシフトだった。防護服とマスクを着用し、配管を切断するための電動のこぎりを、排水処理施設の2回から1階に移動する作業を行っていた。作業時の被ばく線量は0.17ミリシーベルトであまり高いとはいえず、また、外傷や、体への放射性物質の付着なかったもよう。事故の前は、同処理施設で、1~4号機からでる、汚染水の処理をしていたという。
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ヤフーニュース