牛にもストレス?
ロシアでは、ドミトリー・メドベージェフ新大統領が就任後、今後は通年、夏時間(サマータイム)を導入することになったようだ。
Image: jesssseその決定の理由として、大統領は、人間も牛などの家畜も、朝起きる時間が変わると、大変なストレスがかかり、バイオリズムの変化による、健康への影響に配慮するためとのことで、次のような考えを示した。
「牛やその他の動物には、時間の変更も理解できないため、搾乳の時間が変わることもわからないだろうから」
時間変更と不調、因果関係は見当たらず
この変更は、3月28日より施行され、これによりモスクワでは、グリニッジ標準時(世界時間の基準)より4時間早くなるが、精神科医ら専門家は、時間の変更と病気の因果関係はないとし、必要性を疑問視している。
この改変について、アンケートを実施した「レバダ」によれば、63%の大多数が「積極的に」支持しているという。
ソ連は、節電のため、1981年より、夏時間を導入してきた。1930年スターリン時代には、1時間早めていた歴史がある。
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