緊急時の’食べる・飲む’
津波や地震が落ち着きを取り戻すにつれ、被災者や被害者の方の人数が増え続ける現状に、ショックで力が出ないという方も多いだろう。
Image: Jayel Aheram今回は、お亡くなりになられた方へは、深く哀悼の意を表し、被害を受けられた方や、いまだ行方がわからない方とそのご家族・関係者の皆様に、心より、お見舞いを申し上げるとともに、被災地でも可能な代用アイデアをお届けしたい。必要に応じ、各方面に拡散し、お役に立てていただければ幸いだ。
下痢、脱水症状にスポーツドリンク代わり
経口補水液・けいこうほすいえき ORS(Oral Rehydration Solutionの略)
水に、砂糖と塩を混ぜたもの。下痢や発熱、嘔吐のある患者に、脱水症状緩和目的でする。発展途上国や、点滴が難しい乳幼児にも用いられるが、災害時、不安や緊張からの下痢にも利用される。
作り方は、水1リットルにつき、砂糖大さじ4と1/t2、塩小さじ1/2を混ぜる。
カップ麺は水で食べられる
日清食品は、カップヌードルなど、100万食提供する発表があった。
実験をしたあるサイトでは、通常の作り方に及ばず、食感の悪さなどはあるものの、水で作ったカップ麺は、問題なく食べられるようだ。作り方は、水を入れて、30~40分待つということ。
排泄・女性のケア、寒さ対策ほか
簡易トイレを作る方法
1、便器や、ダンボール、かための箱などに、ビニール袋を、できれば2重にしてかぶせる。
2、便器の場合、ビニール袋の口を、管などにしばり固定する。
3、使用する際は、ビニール袋の中に、新聞紙や紙類を入れ、あれば消毒液を入れるか、スプレーする。
4、必要に応じてビニール袋を交換して使用する。使用後は、ビニール袋の口を、できるだけかたく結んでおく。
寒さを緩和する方法1、体のまわりに空気の層をつくる
・服と服の間に、新聞紙を入れたり、ゴミ袋やビニールシートを着、上や下に、セーターなどを着ることで、体の周りに空気の層を作る。靴下も同様にすると、足が温かく保てる。
・顔や頭、耳など、皮膚の露出(露出)を、タオルや布などでかくす。
2、ペットボトルで湯たんぽを作る
加熱OKのペットボトルに、60℃~80℃のお湯を注ぎできあがり。(湯が熱すぎる場合、水と混ぜて適温に)
体が効率よくあたたまる部位は
「手足・下半身の冷え血流改善 代謝を12%あげる「カイロ」ダイエット」で確認を。
生理用品・ナプキンの作り方(体の止血にも代用可能)
1、長そでTシャツの腕部分を、そで口から20センチほど切る。(わっか状のものが、2個できる)
2、吸水性のあるタオルなどを折り畳み、わっかの中に入れると、ナプキンができる。
3、さらに、ガムテープを、切り口の両側から、はみ出るよう出せば、下着に固定も可能。
《おススメの関連記事》先日もニュースになったクラッシュ症候群(挫滅症候群・ざめつしょうこうぐん)とは
「NZ・ニュージー地震、72時間過ぎで脱水・クラッシュ症候群も 心配な安否と募金情報」 編集部 松田鞠
wiki経口補水液デイリーポータルyahooニュースOLIVE 生理用品・ナプキンの作り方OLIVE ペットボトルで湯たんぽを作る