成長を止めないで!
最近の調査で、妊娠前期の女性のダイエットが、生まれてくる子供のIQに悪影響がある可能性があると判明したそうだ。
Image: SMJJP「デイリーメール」によれば、妊娠中の食料飢饉や、食糧不足などが胎児の成長に、悪影響を及ぼすことは、以前の研究でも、明らかにされていたという。今回の調査で違うのは、妊婦が、あえてダイエットを行っているという点だ。
調査は、テキサス州サンアントニオの霊長類センターにて、マントヒヒを、2つのグループに分けて行われた。
片方の、妊娠前期のグループには、食べたいものを食べたい量、食べてもらい、もう片方は、他方より、栄養分が30%少なくなるよう食べてもらった。その結果、少ない食事量のグループでは、細胞分裂が標準に達するほどは見られず、神経もつながっていなかったということだ。
三つ子の魂、どころか’胎児の魂’
調査を担当した、「University of Texas Health Science Center」のトーマス・マクドナルド氏は、次のように述べる。
「これにより考えられるのは、栄養のとぼしい食事によって、臓器(今回は脳)の発達状況が、変わるのだろうということです。栄養不良の影響で、IQが下がり、行動問題を誘発すると考えられます。」
この結果は、霊長類の研究で解明されたものだが、人間にも当てはまると「ナショナルアカデミーオブサイエンス」は同意する。
研究者は、栄養不足により、胎児の脳細胞の繋がりや発達を邪魔されることで、遺伝子のありかたが変わるのだ、と結論付けた。
今回の話題で、プレママたちを、心配させてしまうかもしれないが大丈夫。IQとダイエットや食事の関係について
「ベジタリアンのメリットとデメリット」で、より詳しく知って、幸せな妊婦生活を過ごしてほしい。そうすれば、脳トレ(DSゲーム)いらずの子供も夢ではないかも。
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「糖分&カフェインフリー“大人の”コカ・コーラ」 編集部 松田鞠
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