感染を徹底的に避ける方法
国内のインフルエンザは、すでにピークを迎えつつあるようで、感染拡大状況は、1月第2週から、3週倍増という勢いだそうだ。
Image: LaPrimaDonna 国立感染症研究所感染情報センターの谷口清洲医師によれば、今年の発生の特徴は、子供より、去年でた「新型」に感染せず免疫力のない、成人層に広がっていることだという。そこで、今回は、家庭や日常で、毎日簡単にできる、予防と対策法をお届けする。
◆外出の際は、マスクと携帯用除菌ティッシュとガム持参
ガムをかむことで、唾液をよくだし、口内を殺菌する
◆屋内環境は、湿度50%以上、室温20度以上
これが、ウィルスが死滅する条件とのこと
◆うがいに加えて「歯磨き」が重要
ウィルスは、15分で細胞内に進入するため、進入直後意外のうがいは、本当は意味がない(東京歯科大奥田克薾名誉教授談)。歯と歯のさかいめなど、細菌がたまらないよう、丁寧に磨く。
◆緑茶など、細菌に対抗する成分「カテキン」を含む飲み物をちょこちょこと飲むことで、「ごっくん」する回数を増やし、のどの奥まで行き渡らせる
◆お風呂に入る際、40度前後の湯気の中で鼻から息を吸い、腹式呼吸を10回程度繰り返すし、粘膜の働きをよくする。
また、薬についての裏技だが、おかしいかどうか、わからない場合
予防として受診して、病院や医療機関にかかり、医師と相談の上で、タミフルなどの、抗インフルエンザウィルス薬を、処方してもらえるという情報もあるため、事情のある場合には、相談も考えてみては。
* すべての機関で処方してもらえるとは限らない
* 感染前は保険は適用外となる
免疫力アップは食品からも
免疫力をあげるといわれる食品をあげてみる。食事での体調管理もおこたりなく。
鶏レバー/うなぎ ― ビタミンA、ビタミンBが豊富で粘膜を守る
まいたけ ― β-グルカン(ベータグルカン)食物繊維が免疫力をあげる
しょうが ― 免疫力をあげる
さば、えごま油 ― DHA、EPAが炎症をおさえ、免疫力をあげる
みかん、ゆず ― ビタミンCが免疫力をあげ、ビタミンPは、粘膜を、ウィルスから守る
インフルエンザ情報として、前回掲載した「
春インフルエンザ、予測は「新型」点滴が流行?」も、是非お役に立てていただき、万全に備えてほしい。
(参考:女性セブン2/17号)
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「【日本人の知らない】セイヨウノコギリソウの健康パワー」 編集部 松田鞠