なに飲んでるの?
断食やダイエットの際には、’きれいな水’をたくさんの水を飲むよういわれる。皆さんは、この’きれいな水’、何を基準に判断されているだろうか。
最近、アメリカでEWG(Washington-based Environmental Working Group :ワシントンを拠点とする、環境等に関する調査団体)が行ったアンケートをもとにしたリサーチで、173ペットボトル飲料水ブランドのうち、産地や精製過程などの表記があるものは、たったの3種類だったことが判明したそうだ。
しかも、米国売上TOP10ブランド品は、そのうちわずか1種類のみだったとのこと。
Image: Nexeus Fatale内容を公表しているのは、Nestlé's Pure Life Purified Water(ネスレピュアライフピューリファイドウォーター)で、以下の、米国内9のトップブランドでは表記がされていなかったという。
◇Coca-Cola's Dasani(コカコーラ)
◇Pepsi's Aquafina(ペプシ)
◇Crystal Geyser(クリスタルガイザー)
◇Nestlé(ネスレ)の6ブランド(公表されているものとは別)
真実はどこにある
EWGが2009年7月に発表した「Bottled Water Scorecard(ペットボトル飲料水の評価)」では、188ブランドのうち、2つが、内容を公表しているとしている。今回(2011年1月第2週)行われた、新しいアンケート結果によると、2009年と比較して、公表状況は、半分以上のブランドは変わらないか、悪化しているということだ。
トップブランド以外では、スーパー’パブリックス’と’クローガー’’ハリスティーター’のストアブランドを含む18%のペットボトル飲料水ブランドは、精製過程や産地情報などの入手・公表ができなかったそう。
また、スーパー’ジャイアント’の「アカディアナチュラルスプリングウォーター」と、ドラッグストア’CVS’の「ゴールドエンブレムナチュラルスプリングウォーター」を含む32%の商品については、情報が一切公開されていないという。
(次回に続く)
編集部 松田鞠
USAトゥデイ(英文)EWG(Washington-based Environmental Working Group)(英文)