海外から見た日本人の好み、知ってるつもり?!
カロリーの高さや、栄養バランスを考えると、なかなか”いつでもどこでも”とはいかないメニューが多い、いわゆるジャンクフード(高カロリー・コレステロール系のファストフード)の代名詞、マクドナルド。
Image: Like_the_Grand_Canyon現在、期間限定で、大変ボリュームがあり、肉の多い4種類のアメリカン・ハンバーガーを販売しているが、これら商品をめぐり、ご当地アメリカの目線で書かれた紹介記事があるので、お伝えしよう。
ジョークのつもりか、受けねらいかは不明だが、かなり辛辣(しんらつ)なことをいってくれている。そのまま紹介してみるが、一部ご容赦(ようしゃ)を。
まず
『日本人が好きなものを、ひとつあげろといわれたら、違法スレスレと思わしき少女の使用済み下着を売る、自動販売機だ。いやいや、なんちゅう人種差別なことを!で、もうひとつあるとすれば、本物のアメリカンハンバーガーね』
と始まる。
その後は、日本のマクドナルドが、期間限定で4種類のハンバーガを、アメリカ各地の名前を付けて販売する計画を紹介。中でも、間もなく発売される「アイダホバーガー」と名付けられたハンバーガーについて、中味の詳細を説明し「アイダホバーガー」に続く「マイアミバーガー」にも触れている。
そして、「ウォースストリートジャーナル」が発表した、各国の肥満人口の割合として紹介しているのが、以下だ。
アメリカ (2006) - 67%
イギリス (2002) - 61%
フランス (2007 - 49%
日本 (2004) - 23%
中国 (2002) - 19%
(* BMI値(体格指数)が25以上を対象にした場合の割合)
この記事に対する、読者からのコメント欄では「アイダホバーガー」の評判が上々のようで、他も、日本を好意的にみていると感じるものが、全体的に多く見られる。
気になる「少女の使用済み下着を売る自動販売機」については、コメントや反応はまったくない(1/23現在)。 これの意味するところが日本が、当然のように ”そういう国” だと思われているということではないのを、切(せつ)に願うのみだ…。
たまにはジャンクでも食べようぜ
ちなみに、今回、マクドナルドで期間限定販売されている、または、今後販売される、4種類のハンバーガー各種のカロリーは、次の通りである。本場アメリカのハンバーガーというだけあって、実際に、肉の量が通常のハンバーガーより多いようだ。
◇テキサス2バーガー 645kcal
◇アイダホバーガー 713kcal
◇マイアミバーガー 557kcal
◇マンハッタンバーガー 542kcal
くれぐれも、カロリー過多には気をつけ、体をたくさん動かして、脂肪がたまらないよう、燃焼させていただきたい。…が、ときどきならよしとしようか。
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gawker.com(英文)online.wsj.com(英文)日本マクドナルド