
株式会社マキノ出版から、『今ある病気が自力で治りだす食事』が発行された。
「食」が病気をつくる!「食」が病気を治す!
2008年に刊行し、21万部を超えるベストセラーとなった『今あるガンが消えていく食事』。その食事法がガン以外のさまざまな病気にも効果のあることが臨床の最前線で次々に判明した。
その中には、肝硬変や関節リウマチなど、現代の医療では治療が困難とされる病気もあったのだ。いわゆるメタボリックシンドロームなども含まれる。また、ガンとは関係なく食事療法をすすめた少数例ですぐれた効果が認められているものに、難病とされる潰瘍性大腸炎もあるという。
本書では、肝硬変、関節リウマチ、潰瘍性大腸炎といった難病に効果のあった症例を最新のデータをもとに紹介するとともに、効果のメカニズム、そして具体的な食事の内容を詳しく解説している。また、食事療法の中核となる野菜・果物ジュースの1週間レシピ、体験者の手記、参考にした長寿者の食事内容なども網羅している。免疫力を高め、病気に打ち克つ体のつくり方を指南する、まさに済陽式食事療法の集大成が本書なのである。
著者は、三愛病院医学研究所所長・西台クリニック院長の済陽 高穂(わたよう・たかほ)。明朝時代に中国から渡来し、九州・都城の島津氏に仕えた薬師を先祖に持つという彼は、1970年、千葉大学医学部卒業後、東京女子医科大学消化器病センターに入局。73年、国際外科学会交換研修員としてアメリカ・テキサス大学外科教室に留学し、消化管ホルモンについて研究した。主な著者に『今あるガンが消えていく食事』、『今あるガンが消えていく食事 超実践編』、『今あるガンが消えていく食事 実践レシピ集』などがある。
本書を手にして、「食」が病気を治すメカニズムに触れてみるのもいいかもしれない。
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