国によって効果、効能がちがいます
不思議なのですが同じ食材でも国によっては違う効果、効能が信じられています。日本ではあまり知られていない、【ウイキョウ】の健康効果を先取り出来るかもしれません。
日本語でウイキョウ、英語ではファンネルと呼びます。最近ではどちらの名前も使われています。風味豊かなセリ科のハーブです。
種は「茴香」という生薬で芳香健胃作用が有るとされます。漢方の安中散(あんちゅうさん)に使われ、有名なところでは太田胃散や仁丹に使われています。
日本では
日本のウィキペディアではウイキョウの若葉および種子(フェンネルシード)は消化促進・消臭・肥満防止や緩下作用に効果があるとされています。
昔から食用、薬用、化粧品用などに使われていて安全性の高い食材です。
海外では
主に英語のウィキペディアからご紹介します。ウイキョウは視力を改善するといわれ、緑内障にも効果があるという実験結果も出ているそうです。
ウイキョウには乳汁分泌促進物質が含まれていて、母乳による子育て母親のミルク供給を改善するとされます。胸組織の成長を促進するとされます。
利尿剤としても使われ、高血圧への有効性が期待できます。駆風(くふう)作用も有るとされます。駆風作用とは腸内にたまったガスを排出させる作用のことです。
ウイキョウのジュースは咳止めとして昔から使われてきたそうです。また歯磨き粉にも使われているそうです。
大人にはフェンネルの種子やお茶が有効で、腸をリラックスさせることができます。消化器疾患が原因で膨満感の発生を減らす事ができます。
また赤ちゃんにはシロップが有効で、疝痛や歯の生え変わりの際の痛みを緩和するとされます。
ウイキョウはサラダやテンプラ、炊き込みご飯に入れてもおいしくいただけます。
このコーナーでは毎回デトックスや断食(ジュースにして摂取される)に良いとされる食材を中心にご紹介しています。

語のウィキペディア Foeniculum_vulgare
http://en.wikipedia.org/wiki/Foeniculum_vulgare日本のウィキペディア ウイキョウ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウイキョウ