投薬以外の治療法
過敏性腸症候群(IBS)は物理的な異常のない状態で下痢や便秘、ガス過多などの腹部に異常が有る状態を過敏性腸症候群と呼びます。
日本人の10%はこの病気とされます。意外と多く自覚してない人も多いのではないでしょうか。
主な原因
過敏性腸症候群で下痢の場合はストレスが主な原因とされるそうです。自律神経の失調や、精神的な原因、暴飲暴食、アルコール、過労、冷えなど理由は様々であります。
投薬治療以外では生活習慣の改善、自律神経失調の改善、ストレスの克服が主な治療法です。
代替治療
1、食物繊維を取る。オオバコなど
2、プロバイオティクスの摂取。特定保健用食品のヨーグルト、漬物、味噌、納豆などに含まれます。
3、ハーブでは特にペパーミントが有効とされます。
4、ミント、アカニレ、セントジョンズワート、カモミール、甘草も効果があるとされます。
5、他にはヨガ、鍼治療、認知行動療法、催眠療法などがあります。
代替医療は副作用のデメリットなどを考え、通常の投薬治療を受けたくない人のためのもので西洋医学や投薬治療より優れている訳ではありません。
薬にアレルギーがあり、投薬治療を行いづらい場合などには代替医療は一つの方法になると思います。
過敏性腸症候群は明確な定義のない病気ですので、他の病気と間違えやすい病気です。素人の自己診断は間違いの元になる可能性があります。
食生活の一環としてハーブを摂取するのは問題ないと思いますが、持病の治療として摂取する場合は医師の管理の下行ってください。
さらに薬を飲んでいる場合は相性が悪い食材も有りますので、医師への相談が必要です。日本では代替医療はまだまだ理解されてないのが現状のようです。
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