国によって効果、効能がちがいます
不思議なのですが同じ食材でも国によっては違う効果、効能が信じられています。日本ではあまり知られていない、【甘草】の健康効果を先取り出来るかもしれません。
甘草は甘味料として使われ、グルチルリチン、ブドウ糖、ショ糖などが含まれます。海外では低カロリーのため人気が有りますが、大量摂取は副作用の可能性が有ります。
日本でも300年以上前から栽培しており、「国老」とも呼ばれ安中散、四君子湯、十全大補湯、人参湯、甘草湯という漢方で使われています。
日本では
日本のウィキペディアでは緩和作用、止渇作用が有るとされ、喉の痛みや咳を鎮める効果が有るとされます。
甘草のグリチルリチンは肝機能障害、アレルギーに有効であるとされ、輸液に製剤化されたり、目薬としても使われているそうです。
海外では
主に英語のウィキペディアからご紹介します。口腔潰瘍、消化性潰瘍、肝炎、肝臓、テストステロンの量を下げる、回腸炎、漏出腸症候群、過敏性腸症候群、帯状疱疹に有効とされヘルペスのウィルス剤、下剤として使用されることもあります。
またグリチルリチンは美白や消炎作用が有るとされます。一般的な知名度は高く有りませんが、医薬品、化粧品、医薬部外品にも使われ非情に健康パワーの強い食材です。
ちなみの甘草は”カンソウ”ではなく”カンゾウ”と読みますが、余計なお世話ですよね。
副作用
低カリウム血症、血圧上昇、浮腫(う偽性アルドステロン症)が有り、大量に用いてはいけないそうです。
ブラウザの翻訳機能を使えば簡単に見る事が出来ます。ちょっと変な日本語ですが、暇つぶしに見比べてみると面白いかも知れません。
デトックスや断食(ジュースにして摂取される)に良いとされる食材を中心に食材のご紹介をしています。

英語のウィキペディア Licorice
http://en.wikipedia.org/wiki/Licorice日本のウィキペディア 甘草
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%98%E8%8D%89