ゆっくり休んで美味しいものを食べすぎたお正月から早1ヶ月。既に食生活は通常に戻っていると思われるのだが、ダイエット本の売れ行きはお正月明け以来衰えない。
体脂肪計タニタの社員食堂
オリコンの1月16日~22日までのBOOK(総合)ランキングを見てみると、堂々の1位は「体脂肪計タニタの社員食堂500kcalのまんぷく定食」だ。この続編の「続・体脂肪計タニタの社員食堂 もっとおいしい500kcalのまんぷく定食」は4位に入っている。2位に「寝るだけ!骨盤枕ダイエット」、9位に「DVD付き 樫木式カーヴィーダンスで即やせる!」が入っており、トップ10のうち4冊がダイエット関連本である。
これは何を意味するのだろうか?職場に復活したものの、お正月についた脂肪はなかなか取れていないのだろうか。運動不足が気になるのだろうか。ちなみに1位の「体脂肪計タニタの社員食堂」は、見ているだけでも楽しいし、美味しそう。それに、誰でも作れるメニューが満載だ。すぐ応用できそうで、売れるのもうなずける。
だが、ダイエット本には落とし穴がある。買っただけでダイエットした気になり、満足してしまうのだ。本当にダイエットしたい場合は、本に頼らず、地道に毎日のウォーキングやジョギングにいそしんだ方がいいのではないだろうか。そんな風に「体脂肪計タニタの社員食堂」を買ったものの、宝の持ち腐れと化している筆者は思うのである。
オリコンBOOK(総合)ランキングタニタの社員食堂レシピ