隣の巨漢に自分の席を譲った形に
飛行機の隣の座席の乗客の体が、あまりにも大きすぎるため、自分のスペースがなくなり、7時間立ちっぱなしという事態が発生した。
Image: DearEdward問題の航空機は、7月に、米・アンカレッジ-フィラデルフィア間を飛行したUSエアウェイズ。被害にあった男性は先に着席していた。隣席に、400ポンド(およそ181キロ)の巨漢男性が座席を大きくはみ出す形で陣取り、被害男性の座席スペースが確保出来ず、7時間の飛行中、通路に立ちっぱなしだったという。
航空会社、謝罪は割引券のみで安全への認識薄く
被害男性は、事情を客室乗務員に伝えたものの、当時機内は満席のためどうにも出来なかったようだ。その後男性は、航空代金分の800ドルを返還要求したものの認められず、USエアウェイ側から、200ドルの割引券を受け取ったのみだったそうだ。
米国のフリージャーナリスト、クリストファー・エリオット氏によると、US―社では、安全面の危険性はないと主張しているが、被害男性は、体の大きい乗客が、1席分の購入でよしとしていることを、航空会社側が問題視していない点を指摘しているとのこと。
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