何のための病院か
最近アメリカでは、病気や怪我の治療を受けるはずの病院で、逆に体に損傷を負ったり、最悪の場合は、死亡するというケースが増え、深刻な問題となっているようだ。
知らなきゃよかった?!
被害や損傷の、原因や状況は以下。
【
医療ミス】
・300人中1人が死亡するそうで、飛行機事故(100万人に1人)の3万3千倍の確率。
・入院患者の、5人に1人が何らかの損傷を受けている。また、医療ミスや感染症により、1年間に20万人が死亡している。
・病院側のミスで、アメリカが負うコストは1兆.3千億円(170億ドル)。
【
感染症】
・感染症にかかる人数は、自動車事故や乳がん、エイズなどよりも多く、毎年1億3千万人が感染しており、9万9千人が死亡している。
・院内感染での死亡は、ヨーロッパでは122人中1人で、アメリカでは7人に1人。
・医療関連感染により、毎年2兆7千~3兆5千億円(3500~4500万ドル)のコストがかかっている。
【
睡眠不足】
・インターン生が、睡眠不足の状態で、24時間シフトを、1か月の間に5回以上行うと、しっかりと睡眠をとった場合に比べ、医療ミスは7倍に増える。また、死亡に至るミスは4倍。
【
衛生管理】
・医師が着用しているネクタイの半数から、危険な病原体が発見されている。
【
カルテ管理とコミュニケーション】
・1年間に、投薬ミスにより、7000人が死亡している。
このような実情があると、自己管理の大切さを改めて考えさせられるのではないだろうか、別の意味でも。。。
編集部 松田鞠
medicalbillingandcodingcertification.net(英文)