今回は厳しい検出下限値による検出
20日、三重県は、文部科学省から委託を受けて行っている、環境放射能水準調査で、12日に採取した同県の水道水から、放射性セシウムを検出したと発表した。
Image: wwarby三重県保健環境研究所(四日市市桜町)が、年1回の検査を実施したところ
●1キロあたり0.00040ベクレルのセシウム134
(検出下限値 0.0002Bq/kg)
●1キロあたり0.00043ベクレルのセシウム137
(検出下限値 0.0003Bq/kg)
を検出したとのことだ。
平成2年に0.00031bq/kg
今回の測定は、文科省からの委託を受け、3月18日以降行われてきた、
毎月の測定結果(検出下限値約0.1Bq/kg)と異なる、精度の高い方法だったため(検出下限値 0.0003Bq/kg)、微量の同セシウムを認識したという。
同省では、昭和63年より、放射性物質の検査を毎年度公表しており、平成2年に、1キロあたり0.00031ベクレルの放射性セシウム137が検出されたのが最後だった。
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三重県