口に入るコメの基準は500ベクレル
全国で、食品の放射性物質汚染が拡大する中、秋には新米の収穫が始まる。
Image: dharuk man1日、農林水産省は、コメにかんする、検査方法など方針を発表した。
暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超えたコメについては、市町村単位で、出荷停止などの対処を検討しているとのこと。また、検査の対象となる地域は、関東・東北だ。また、検査方法は、次の「2段階検査」を検討している。
1、土壌中の放射性セシウム濃度が、1キロ当たり1000ベクレルを超えている場合、収穫前に取ったサンプルのコメで、調査をする。
2、コメ1キロ当たり200ベクレルを超える同セシウムが検出されれば、収穫後に、詳しい検査を行う。
今回は、作付け制限なしの地域への対策
今回の検査基準は、4月に国が「原子力災害対策特別措置法」に基づき作付け制限を発表した、1キロ当たり5000ベクレルを超える水田以外の地域に対する措置。
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農林水産省