カビひとつない…
買ってきた食べ物を、4年間放置しておいて、カビひとつ生えなかったと聞いたら、どのように感じるだろうか。
Image: franzconde幼稚園児くらいの年の子供を持つ、アメリカのある母親は、子供のプリスクール(幼稚園入園前の子供が通う保育所のようなところ)のバザーで、「それ」を知ってしまったという。
uice Plus(ジュースプラス)という果物や野菜成分の健康食品会社が、プリスクールのバザーの一角で展示していたのは、4年前に購入したという、マクドナルドのハッピーミール(ハンバーガーとチキンナゲット、ポテトのセット)だったのだ。
そして、その見た目に、言葉を失ったそうだ。というのも、見た目が、今買ったといってもわからないくらい、きれいだったためだ。
この後、この母親は、急いでいる時や、外出先でファストフードしかないとき、子供に何を食べさせたらよいか、考えるのが怖いと述べている。
こういう話はわりとよく聞くが、どこまでが真実かは、なかなか判断が難しい。もうひとつ、似たようなものを見つけてしまったので、紹介しよう。
化学薬品を食べる現代の代表食?!
1989年、マットという青年は、ハンバーガーを買ってそのまま忘れていた。数年後にでてきたそのハンバーガーも、やはり、カビも何も生えていなかった、というお決まりのものだ。
この話を聞いた、フロリダ州のレン・フォーリー氏は、その青年と協力して、その後18年間、ハンバーガーを保管し、状態を見守り続けたという。下の動画がそれだ。
The World's First Bionic Burger
興味深いのは、2分27秒あたりから始まる、残留農薬品の一覧だ。作者によれば、これらが、FDA(米国食品医薬品局)のファストフードの残留農薬リストに、公式に発表されているとコメントされている。
信じるか信じないかはあなた次第
ファストフードといえば、ジャンクフードといわれ、カロリーの高さや、塩分含有量、野菜の少なさなどにおいて、誰もが、あまり体にはよくない食べ物だと考えるのは確かだろう。
だからこそ、こういったたぐいの話が、都市伝説のように次から次へとでては消えている。しかし、こういう話を聞くときに、よくある、陥りやすい罠(わな)は、次の点だろう。
◇ 保管状態(温度・乾燥度・密閉度)がどういったものか
◇ カメラを回し続けているか、編集ができる状態か、写真のみか
話が真実かどうか確かめられる、いちばん確実な方法は、自分で実験することのようだ。
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mommieswithstyle.com(英文)bionicburger(英文)