サイズアップとリスクのはざま
美容整形やプチ整形は、セレブや芸能界・有名人のみにとどまらず一般市民の間でも流行り始めている。昨年、中国では、整形手術中の女性タレントの死亡事故が報じられたりもしているのだが、そんな中またひとつ、新たな警告が発せられた。
Image: Wineblat Eugene - PortraitsFDA(米食品医薬品局)は1月26日、豊胸用バッグ(シリコンや塩水入りで、胸を大きくする際、胸部に埋め込む袋状のもの)を胸に入れることと、癌に、関係性があるとの見解を発表した。
当局によると、豊胸用バッグを入れていない女性と比較した場合、入れている女性がALCL(Anaplastic Large Cell Lymphomaという、リンパ腫の一種)を患う(わずらう)リスクがあがるとのこと。
ただ、現在のところはまだ、豊胸バッグが原因で、ALCLに発展している患者数が少ないため、必要以上に怖がることはないそうだ。
経過観察で自己防衛
すでに豊胸バッグを入れている場合は、わざわざ取り外す必要はないが、今後、手術を予定している人も含め、術後の定期的な検査やチェックは欠かさないよう、アドバイスをしている。
そして、万が一、豊胸バッグの液体が、体の中で漏れて(もれて)いたり、痛みを感じるような場合は、すみやかに、手術を受けた美容外科クリニックや医療機関に相談するよう、呼びかけている。
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chicagotribune.com(英文)