オズ博士がいいこといった!
今回は、前編に続き、メフメット・オズ博士が提示する「ダイエット希望者にありがちな間違いTOP5」の4と5を紹介する。
Image: shrff14≪ありがちな間違い 4、5≫
◆間違い4.「間食をしないから大丈夫!」
通常、間食はよくない、と考えられがちだが、栄養価を考えたものを選べばそうでもない。というのも、ちょこちょこと回数を増やして食べることで、実際は、多少のカロリーを消費することになるためだ。
また、間食は、うまく利用すれば、ダイエットのイライラをふせぐこともできる。あまり多すぎない3度の食事と、質のよい間食で、食欲をコントロールすることにより痩せられる。
これについての、博士のコメントは以下の通りだ。
「私は、空腹にさいなまれるのが嫌なので、いつもそばに、健康なおつまみを置いているんだ。それに、摂取しているカロリーの半分は、食事以外の間食からだと思うよ。ちょっとお腹がすいてきたら、手のひらいっぱい分くらいの食べ物を、口に放り込むんだ。よくやるのは、リンゴやニンジン、ナッツ類だよ。」
―博士の解決策―
カバンの中に、間食用の食べ物を、常に携帯しているとよい。タンパク質を豊富に含むものがよいが、食べ過ぎには注意する。
◆間違い5.「水はあまり飲まなくても大丈夫!」
ひんぱんにお腹がすく場合、水を飲む機会を増やすと、空腹感が減少することがある。このからくりは、空腹を伝えるホルモンと、のどの渇きを伝えるホルモンが非常に似ているため、からだがその区別をつけられないことによる。
本当はのどが渇いているにもかかわらず、おなかがすいていると感じてしまい食べてしまう、という間違った行為をすることがあるのだ。
また、水はカロリーを消費する際に重要になる。大人で、1日にコップ8杯以上の水を飲む人は、それ以下の人に比べ、より多くのカロリーが消費される。
―博士の解決策―
毎食前と、間食時、また食事と食事の間にも水を飲むようにする。バージニア工科大学の研究では、肥満のグループに、毎食前450ml程度の水を飲んでもらったところ、3ヶ月後には、水を飲まなかったグループに比べて、体重の減少が44%多く確認されている。
水だけでは飲みにくい場合、博士が実践しているように、果物のスライスや果汁を混ぜるなどして、気分を変えて続けることを勧めている。
太らないと決めた日
新しい年のスタートも、このダイエット方法なら、健康に、そしてストレスも少なく続けられそうだ。
編集部 松田鞠
ザッツフィットザ・オズショー