
コンビニエンスストアには、実にたくさんの食品が並んでいる。お菓子からカップ麺、レトルト食品や、コンビニオリジナルのパスタや弁当などなど。
しかし、その中でも一番皆さんが買っているのは、おにぎりではないだろうか。
コンビニのおにぎりは購入するのに手軽で、また持ち運びも楽という利点もある。しかし、コンビニのおにぎりには以外な事実がある。
コンビニおにぎりをおいしくないという人も少なからずいるが、その原因は、おにぎりの米の表面に油がついているためといわれている。
その理由は、おにぎりを作る工程で、機械に米がつかないようにするためと、保湿などのため。
コンビニのおにぎりが、家庭で握るおにぎりよりカロリーが高めなのはそのせいだ。
また、防腐剤の代わりに「ph調整剤」というものも使われている。この「ph調整剤」というのは、酢酸やクエン酸などの酸が使用されている。酸が強い食品と言えば酢を思い浮かべるが、酢は酸による殺菌力が高いことが巷でも知られている。保存料の代わりに酸を使い、保存をできるようにしてあるわけだが、酸は口や胃へ刺激をするものもある。
現代の食品は添加物がたくさん使われており、忙しい人などは添加物が使われている食品のおかげで食事ができるということもあるため、添加物を否定するわけではないし、オーガニックが全ていいというわけではないと思う。しかし、少なくともコンビニのおにぎりは、油が使われているため、ダイエットをする女性には大敵なのではなかろうか。
こういった、コンビニにまつわる、コンビニで買ってはいけないものをまとめた本がある。渡辺雄二著「コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品」だ。
「買ってはいけない」と名のつくものは嫌いな人も多いが、コンビニの食品という身近な題材で、食品の安全性を考えてある本であるため、食品の安全性に興味があるという人は、読んでもおもしろいのではないかと思う。
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