社員食堂から一般へ広がる健康ランチ
ダイエット情報や健康管理を気にしている読者には、ちょっと気分が盛り上げるニュースだ。
1食500カロリーの”社員食堂のヘルシーランチ”でおなじみのタニタ(東京都板橋区)が、レストラン事業を展開するもよう。「丸の内タニタ食堂」のオープンは、株式会社きちり(大阪市中央区)との業務提携で実現した。
タニタは、体組成計(体脂肪や内臓脂肪の測定機器)の販売や、フィットネスクラブの運営、インターネットを利用しての測定管理などで国内外の知名度をあげてきた。
近年では、同社社員食堂で提供している”ヘルシーランチ”(1食500カロリー前後)で、より親しまれている。出版されたレシピ本が好評で、読者から、社員食堂の一般開放の要望も多く、レストラン開店につながったそう。
21日に行われた発表会で、谷田千里社長は
「日本経済の中心である丸の内のオフィス街で働く会社員の方などに健康維持に役立てていただき、日本の医療費の削減にも貢献したい」
と話しており、現代企業の課題である”メタボ社員ゼロ”を目指す気合は十分のようだ。
お約束の”1食500カロリー”は健在
「丸の内国際ビルヂング」の地下1階にオープンする「丸の内タニタ食堂」では、以下のランチ2種類を提供する。
日替わり定食(社員食堂と同じ)…800円
週替わり定食(同社オリジナル)…900円
塩分…3グラム程度
野菜…150-250g使用
営業は午前11時-午後3時のランチタイムのみ
来年3月に、店頭での弁当販売も開始
店内に備え付けの業務用の体組成計やカウンセリングルームがあり、常駐の管理栄養士のアドバイスが無料で受けられるもよう。アドバイザーには、管理栄養士荻野菜々子さんが就任している。
当面は1日あたり300人程度の来店と、月間売上高600万円を目標とするという。その後、フランチャイズやチェーン展開の形式へも発展させたい意向だそう。
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