ナマの体を売る
海外最大手のオークションサイト「eBay(イーベイ)」では、手に入らないものはないと思うほど、さまざまな物が売られている。
中でも風変わりなものに、体の一部や、それに関連したものがあるそうだ。本来、販売してはいけないものなども、同サイト管理のチェックの目をかいくぐり出品されてしまったというのが本音のよう。
以下は過去に、実際に出品された商品の一例だ。
◆ヒトの頭皮
eBayでは、人髪のカツラやネックレスなどの販売が許可されている。
◆頭蓋骨・ドクロ
一般のカテゴリー上では販売禁止だが、医療や研究目的での購入が認められている。
◆肝臓
フロリダの男性が、自分の肝臓を出品し、eBay側が、規約違反で強制取り下げを行うまでの間に、入札価格が、5.7ミリオンドル(約4億3千万円)まで上昇した。
アイデアは慎重に
◆偽物の体とパーツ
ハロウィーンなど、行事に使用するためのデコレーションとして出品される。
◆エメラルドグリーンの昆虫イヤリング
この虫は、イヤリングを作るために入札されるだけでなく、イヤリング作製の、タイの職人が、虫の羽を食べることでも重宝され、よく売れる。
◆「私の額に広告を載せませんか?」
自分の額を、広告スペースとして30日間貸出すことで、322ドル(約2万5千円)稼いだ男性がいた。それ以降、この手法がeBayで流行り、3万ドル(約230万)の最高値で入札があった。
◆「私の○○に広告を載せませんか?」
「私の額に広告を載せませんか?」を逆手に取ったバージョンで、女性の体の一部が多いが、eBay側に強制的に出品取り下げをされた。
◆私のコレクション
ミシガン州の少女が、2歳のいとこをオークションにかけようとした。この出品には、1000ドル(約7万6千円)での入札があり、出品した少女と入札者に対し、警察の捜査が行われた。
◆体がないもの
2003年に、ある男が、ただのガラス瓶に見えるものを販売した。この商品は、5万ドル(約380万円)で売れたのだが、商品の中味を「魂」として出品していた。こんなものに、そこまでの値が付いてしまうオークションとはいったい…。
◆女性の処女性
入札されたとは聞いたことがない。
* eBay他、オークションサイトの出品基準等は随時変更がある。また、実際の利用については事故責任でお願いしたい。
* 通貨換算は76円で記載のため、当時の入・落札額とは異なる。
INTERNET PROVIDERS(英文)eBay(英文)