すべては’楽しく住む’ため
仮設に住むための工夫を集めたウエブサイトがオープンし、ツイッターなどでもつぶやかれ、話題を集めている。
サイトを立ち上げたのは、新潟大学工学部建設学科の岩佐明彦研究室で、04年に起きた、新潟県中越地震の仮設住宅で、入居者の
知恵を集めて公開していたという。
住み続けていれば、住宅も傷んだり、変更が必要になってくる。カスタマイズ(一部修理や変更)したい場合、使える素材や、具体的にどこをどう変更すれば、よく変えることができるかなど、写真や細かい説明で、誰にでもわかりやすくできているようだ。
知れば広がる可能性
同研究室の田沢孝紀さん(23)は、次のように語る。
「仮設の入居期間は原則2年ですが、中越地震では3年間住んだ人もいて、入居中の住環境整備は大切です。仮設を住みこなす知恵を広く知ってほしい」
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毎日.jp仮設のトリセツ