自分の血で皮膚を伸ばす「吸血鬼式シワ取り」手術　米

最近は、美容技術も向上し、さまざまな種類や方法の美容手術があるようだ。今回紹介するのも、そのひとつだ。

Image: Carniphage

アメリカで「セルフィル」と呼ばれる技術を使用するこの美容外科手術法は、「バンパイア・フェイスリフト」などといわれることもあるようだがもはや手術というほど大げさなものではないくらい手軽にできるそう。

自分の血液を採取し、フィブリン（血液凝固の際に形成される、繊維状タンパク質）とよばれるものなどで処理し、顔や、体のシワが気になる部分に注射するだけ。値段は、1回の注射でおよそ128,000円（1,500ドル）と、本格的なフェイスリフト美容手術より、お値打ちだそうだ。

ニュージャージーのレーザー美容医であるスーザン・スティーブンス・タンは、この施術法のよいところとして、本人の血液を使用することをあげ、次のように説明する。

一方、ブルックリンにあるマイモナイズメディカルセンター責任者のマルコム・ロス医師は、気になることとして、次の点を指摘する。

アメリカでは、映画「トワイライト」や「ドラキュラ」から、子ども番組の「セサミストリート」の’カウント伯爵’まで、吸血鬼を題材にしたエンターテイメントが好まれ、受け入れられやすい文化的背景があるせいか、「バンパイア・フェイスリフト」と呼ばれているようだ。


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　編集部　松田鞠



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