’健康には影響なし’
東京電力は27日、福島第一原発にて、同社の女性社員が、国の定めた限度の放射線量を超えて、被ばくしたことを明らかにした。
この発表内容について、ジャーナリスト・岩上安身氏のツイッター
IWJ上で、東京電力の記者会見用配布資料を、画像で公開しており、資料には
東北地方太平洋沖地震発生後の作業に従事していた女性職員について、平成23年1月1日を始期とする3月までの事項線量(平成22年度第4四半期分)が17.55ミリシーベルトであり、法令に定める線量限度(5ミリシーベルト/3ヶ月)を超えていることを確認しました。
とある。また、資料には、当該の女性職員は、医師の診察の結果、健康への影響はないことを確認したとしているが、3月23日以降、同原発構内での勤務をさせていないとも記されている。
何が起きているのか不明な内部
読売新聞オンラインによれば、この女性は東電職員とのことで、これ以外にも2人の女性作業員が、限度を超えた被ばくの可能性があるとしており、この事態に対し、保安院は「極めて遺憾」とし、口頭で同社に注意したという。
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岩上安身氏ツイッター(@iwakami_staff)読売オンライン