出身地のホウレンソウを無料で
「タクティクスレコーズ」レーベルが、同レーベル前にて、茨城県産のホウレンソウを、無料配布している。
震災で大活躍のツイッターを利用
彼らの公式ツイッターカウント
OAU_OFFICIALでは、この様子がこまめにつぶやかれ、ホウレンソウを引き取りに来た一般市民らの写真の掲載も見られる。
ちなみに、引き取り手には、THE BACK HORNの岡峰光舟や、LOW IQ 01などもいるようで、この運動を、ますます広げてゆきたいという熱意が伝わるつぶやきには賛同者が多いようだ。
*黒塗りは編集部処理
’出荷規制’をどう受け止めるか
現時点では、茨城県産のホウレンソウは、国の摂取制限には指定されていない。しかし、
出荷制限の対象品目のひとつとされている。理由は、
ホウレンソウから、暫定値超える放射線が検出されたためだ。
だが、生産者側からは、食品衛生法の暫定基準値が健康に影響ない水準に設定されていることや、福島原発から195キロの地域も、65キロ離れた地域も、同じ規制で出荷停止となるのは納得がいかない(風評被害だ)との意見が多く、国への対策要請もではじめている。
料理の際、水道水のヨウ素濃縮には気をつけて
一方、
ホウレンソウ 「調理の水道水、煮沸しないで!」 ヨウ素131濃縮を、東大病院放射線治療チームが警告でもお伝えしたような、一般市民には気付きにくい状況も発生しているようだ。
ホウレンソウを調理する際には、念のため、水道水を煮沸しての調理は避けていたくよう注意してほしい。(このつぶやきについては、できるだけ多くの方に拡散をお願いしたい。)
状況は刻一刻と変わっている。こういった現実をふまえた上で、各自の行動に責任を持ち、善意が活かされる方法を選択できればよいのではないだろうか。
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