停電もあわてず代用で乗り切ろう
現在、同地震により、関東を中心に、輪番・計画停電の実施要請が相次いでいる。
Image: tanakawho前回の
「東日本巨大地震・震災/災害時の代用対策アイデア 脱水・寒さ・生理用品etc」に続き、今回は、停電の際の必要品を、身近なもので、簡単に作れる代用アイデアを紹介しよう。
サバイバル方法はこれだ
ツナ缶でオイルランプの代用
1、ツナの缶詰の、上部真ん中に、釘(くぎ)と金づちなどを使い、穴を開ける。
2、缶の高さの2倍程度のひもを、半分に折り、わっか状でない端(はし)の方を、1の穴に突っ込み、わっかが缶からでるようにさす。
3、灰皿などに缶をおき、ひものわっかの部分に火をつける。
Tuna Can Oil Lamp (クリックで動画開始)
*ツナ缶は、スープ缶ではなく、オイルのツナ缶を使う。
*釘(くぎ)は、きれいなものを使うと、後で缶詰を食べられる。
冷蔵庫の対処法
・予告前にできるようなら、氷を多めに作ったり、大き目の保冷剤(ケーキ屋さんでもらうのではなく)を、冷凍庫に入れておく。
・予告前に、庫内温度を「強」にして、あらかじめよく冷やしておく。
・停電時は、食品は、できるだけ、新たに追加せず、扉の開閉の回数も、少なくし、冷気が外に逃げないようにする。
・停電時、氷や保冷剤を、庫内の食品の上の方に置くと、冷気が下に行き、庫内温度をより長時間保てるようだ。
おむつで保冷剤を作る方法
1、十分な水を含ませたおむつをたたんだものを、ビニール袋に入れ、テープで止めるか、ジップロックのようなものに入れる。
2、1を冷凍庫で固める。最初はかたいおむつも、常温で、ほどよくやわらかさがでて、よい状態で使えるという。温度もそのまま持続するそうだ。
*冷凍では冷たすぎる場合、冷蔵庫で冷やすだけでも、ヒンヤリ感は持続するよう。
停電・断水時等のトイレの流し方
1、停電中は、ウォシュレットや、自動開閉など、電源はすべて切ったままにする。
2、バケツ1杯分(6L程度)の水を、便器内、吸い込み管部分めがけ、勢いよく入れる。うまく流れると「ゴボッ」の音とともに、水は管の奥に吸い込まれてゆく。そうならなかったら、再度、手順を最初から繰り返す。
断水時のトイレの流し方 (クリックで動画開始)
*ユニットバス形式のように、蛇口が便器内に届く位置にある場合、蛇口から直接水を注いでもよい。様子を見つつ、バケツの水も追加し、流れるまで行う。
*当サイトに記載した内容を行う際は、火気取り扱い含め、自己責任で願います。
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輪番・計画停電状況は随時変わるため東京電力のウェブサイトでご確認を。 編集部 松田鞠
ツナ缶でオイルランプの代用冷蔵庫の対処法おむつでできる保冷剤停電・断水時等のトイレの流し方