禁酒のために二日酔いの苦しみ?!
アルコールを飲みたい欲望が抑えられるワクチンが、もうすぐ手に入るようだ。
Image: Bistrosavage 今まで、お酒にまつわる失態を演じたり、カロリーの高いカクテルや、揚げ物など酒の肴とともに、やめたくてもやめられなかった読者諸君には、かなり朗報かもしれない。
このワクチンは、チリの研究者らにより開発が進められている。作用方法としては、アルデヒドデヒドロデナーゼ脱水酵素が、体内のアルコールの分解を助けるということだが、吐き気・むかつきや、頻脈(脈が上がる)、汗がでるといった症状がでるそう。
「これらの反応がでるおかげで、アルコールを、あまり飲みたいと思わなくなるんです」
と説明するのは、チリの研究機関「Faculty of Sciences and Mathematics」のリーダー、ジュアン・アセニオ氏だ。
肝臓細胞に効く
ワクチンの作用は、肝臓細胞のみと限定され、他部位の細胞にはダメージが及ばないという。
研究者らは、アルコール摂取を90-95%減少できればと考えているそうで、動物実験後、2012年の人への臨床実験を実施する計画とのことだ。
これからは、お酒で人生を棒に振る人が減ることを期待しよう。
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