とり過ぎたカロリーは、どんどん燃やせ
ダイエットを考える時、忘れてはいけないのが、消費カロリーを、摂取カロリーよりも多くすることだ。いちばんの近道は、代謝をあげることである。代謝があがれば、脂肪は燃えやすくなる。
Image: Creativity 103『痩せたい、健康になりたい』という願いが、意外と簡単に叶えられそうな、10のやり方を、アメリカ人トレーナーの資格者で、フィットネスや健康の分野で活躍中の、カレン・ヴァンネス氏のアドバイスから、3回に分けて紹介しよう。
基本は体作りから
◆1、普段から、深い呼吸をこころがける
深呼吸をするだけで、格段に、代謝があがる。その上、食べ物から摂取したカロリーが、以前より効率よく燃えるため、次からは、体に蓄えられている脂肪から、カロリーを燃焼するようになり、システムが変わり始める。
運動をして脂肪が燃焼するのは、運動により、激しい呼吸をすることで、体に酸素が取りこまれるためだ。運動が苦手でも、気付いたときに、深呼吸を10回する習慣をつけておくと、似たような効果が、期待できる。
「吸って、吐いてダイエット」も参考にしてみては。
◆2、運動は朝食前にする
「朝食前の運動は、それ以外の時間にするよりも、脂肪を30%早く燃焼する」という調査結果がでている。
運動後、脂肪の燃焼が数時間続くといわれているため、運動は、できるだけ早い時間に行うと、日中も燃焼し続ける。(1、の深呼吸も、酸素の取り込みにより、運動と似たような脂肪燃焼効果を期待できるため、早めの時間に多く行うと効率がよい。)
◆3、質のよい朝食を食べる
調査によると、朝食を食べた場合、食べなかった場合に比べて、代謝率が、飛躍的にあがるという。朝の体は、通常絶食状態のため、ホルモンレベルが、午前3時頃からあがり始める。この状態で、栄養やカロリーを取ると、他のどの時間より、いちばん効率よく燃える。
また、朝しっかりと食べることで、昼の食べ過ぎを、防ぐことができる。タンパク質と炭水化物、そして、できれば質のよい脂質を含む朝食がよい。カッテージチーズ、またはヨーグルトと果物、とか、卵2個と全粒粉のパンなどがお勧めだ。
「朝食=健康のため? 朝食に対する意識調査」もお役に立ててほしい。
ただし、朝食を食べる習慣のなかった人は、無理せず、果物だけから始めるのもよいそうだ。
(その2に続く)
編集部 松田 鞠
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