健康な人はGI値を気にする必要なし
米国ポテト協会が米国医師会雑誌で発表された研究結果を踏まえて、ポテトの健康に対する有益性を発表しました。
米国医師会雑誌によると、多くのダイエット法で基板とされているGI値は、すでに健康的な食生活を送っている人にとってはさほど重要ではないという可能性が示されました。
米国国立衛生研究所の研究によれば、心血管疾患と糖尿病のリスク要因として知られている低GI食が血圧の低下、血中コレステロール値の改善、インスリン感受性の向上にはつながらないという結果に。
低カロリーで栄養もあるポテトを食べよう
研究では、体重過多で高血圧の成人163名を対象に、GI値と炭水化物含量が異なる4つの食事療法における心臓の代謝効果を研究。高血圧を防ぐ食事法に従って、すべての食事、軽食、飲料が提供されました。
高GI食品に分類されることの多いポテトは、低GI食と高GI食の両方で使用。その結果、低GI食と高GI食を摂取したどちらの参加者も、インスリン感受性、血中脂質レベルの大きな改善が見られませんでした。低GI食を摂取したからといって、糖尿病と心血管疾患のリスク要因を軽減できないことがわかったのです。
これらの研究結果は、健康的な食事におけるポテトの有効性が次々と発表される中で、ポテトにとって新たな朗報といえるでしょう。ポテトは、皮付きの中サイズ1個(約150g)でわずか110キロカロリー。脂肪やナトリウム、コレステロールを含んでいないにもかかわらず、ビタミンCは一日の摂取量の約半分、カリウムはバナナ1本より多く含まれています。
(画像はイメージです)

ポテトの栄養成分に関する情報(英語)
http://www.potatogoodness.com/