疲れを緩和し、集中力をアップ!
協和発酵バイオ株式会社は、運動の前に「シトルリン」を摂取する習慣が運動パフォーマンスの向上につながることを確認しました。
この研究では、20~30代の日頃運動習慣がある男性を対象に、アミノ酸の一種である「シトルリン」を摂取してもらい運動パフォーマンスに与える影響を測定。被験者は、シトルリン、もしくはプラセボ(シトルリンに似せた人体に影響の出にくい物質)を摂取した後、自転車型運動機器で4kmのタイムトライアルを実施しました。
結果は、シトルリンを摂取した場合に走破時間を有意に短縮、酸素利用効率も向上することが判明。運動直後のアンケートでは、筋肉の疲れや集中力に関する改善効果が見られ、「全体的に楽にこげた」という回答の傾向が見られました。
プレワークアウトは今後、日本でも一般的に!?
一方、シトルリンを摂取しなかった被験者は、「体がダルく重たい」、「体力的にきつかった」、「翌朝の起床時に疲労感が取れない」などと回答。以上のことからシトルリンには運動時の持久力の向上や筋肉疲労を改善する効果があることが示されました。
今回のシトルリン摂取も含めた「プレワークアウト」とは、運動前にサプリメントやスポーツドリンクなどを摂取して体の内側から働きかけることを言います。欧米ではすでに一般的な習慣となっており、スポーツ量販店ではプレワークアウト専用のコーナーも設置されるほど確立された市場です。
(画像はプレスリリースより)
「シトルリン」の効果に関するプレスリリース(協和発酵バイオ株式会社)
http://www.kyowa-kirin.co.jp/