古くから伝えられる薬効
カイコの餌として知られる桑の葉。桑の原産地は中国で養蚕以外に桑の根や桑の葉に風邪や百日咳、高血圧、滋養強壮の薬効があると古くから伝えられ、日本でも鎌倉時代、臨済宗開祖である栄西禅師が著した「喫茶養生記」に糖尿病に効き目があると紹介されているそうです。
桑の葉が糖尿病やメタボに効き目のある理由
また桑の茶は、近年の研究により食品としての機能性が発見され、現代病メタボリックシンドロームを予防する力があるといわれています。
こうした桑の葉の機能性に着目したのが、塩分や糖質の多い食生活が一因となり糖尿病や高血圧が多く、特に岩手県は厚生労働省の2010年調査で脳卒中での死亡率が男女共に全国ワースト1位に。
そのような状況下、岩手大学農学部鈴木幸一教授が長年研究してきた桑の葉の含有成分『DNJ』が食後の血糖値を抑える効果が注目され、岩手県内のみならず東北各地で生産、産業化。
全国発売され、手軽に手に入るように
産業は活発化、今では西の緑茶、東の桑茶といわれ、東北地方で広く普及、定着しています。そんな桑茶が株式会社ミナミ食品から2015年12月1日(火)に全国発売されました。
従来の緑茶などより高価で手軽に手に入らないという課題を、タイの契約農家から仕入れた無農薬の桑の葉を原料とすることで解決。値段を抑えめにしています。
ティーバッグタイプの「食事に備える 桑茶(くわちゃ)」20g(2g・10入り)と粉末タイプの「食事に備える 桑粉茶(くわこなちゃ)」40gは共に540円(税込み)。商品名の通り食事と一緒に摂ることでダイエットに役立つ一品です。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ミナミ食品のプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000016339.html株式会社ミナミ食品
http://minami-skh.com