抜くのではなくプラスしてダイエット
炭水化物を抜く、1食を抜くなどダイエットの定番といえる、○○抜き系ダイエットですが、2016年は引き算より足し算の食事で、ヘルシーにバランスよくやせる新しいダイエットがブームになる兆しがあるそうです。
夕食前にバナナを食べて食欲を抑える
それが生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研が注目し、レポートした『夜バナナダイエット』です。このダイエットの方法は夕食の約30分前にバナナ2本を食べて、その後にお湯や緑茶など約200mlの水分を摂るというものです。
バナナは1本あたり約86kcal(皮を除く100gあたり)で、白飯やパンよりカロリーが低く、満足感が得られる食物。糖質、脂質などの代謝を促す上で必要なビタミンB群のほか、むくみを抑制するカリウムや腸を整える食物繊維といったダイエットサポートに有効な栄養素が多いことでも知られています。
朝より夜に摂取するほうが利点が多い
かつて『朝バナナダイエット』がブームになりましたが、夜にバナナを食べるほうが夕食前に適度な満腹感を保て、その後の夕食量をストレスなく減らすことが可能。脂肪が蓄積しやすい夜に行うことが利点になっています。
同研究所が2015年10月に行った20~40代女性500名に対してのダイエットに関する調査では○○抜き系ダイエットの経験者は7割に達しましたが、たくさんの人がストレスが溜まった、集中力の低下、便秘など多くのデメリットを挙げています。そんな中、6割以上の女性が我慢しない『夜バナナダイエット』に興味があると回答。
また医学博士、管理栄養士など専門家も『夜バナナダイエット』についてその有効性について語っています。しかもバナナはお手頃価格。ノンストレスで続けられるこのダイエットに注目です。
(画像はプレスリリースより)

トレンド総研のプレスリリース(共同通信PRワイヤー)
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201511095389/『夜バナナダイエット』に関するレポート
http://www.trendsoken.com/report/beauty/1983/